本当は味噌の気分だったのに・・・新宿野村ビル地下「麺屋翔 みなと」の真鯛特製塩らーめん

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本当は味噌の気分だったのに・・・新宿野村ビル地下「麺屋翔 みなと」の真鯛特製塩らーめん

新宿の西口でお昼。この日、頭にあったのは味噌でした。

新宿の西口には「麺屋翔(めんやしょう)」というらーめん屋さんが何軒かあります。

同じのれんなのに、お店ごとに味がまるで違う。

それぞれに看板があって、それぞれにファンがいる、というお店です。

わたしがいちばんよく通っていたのは、味噌のお店のほう。

でもこの日は、そこまで歩く時間がありませんでした。

それで、新宿野村ビルの地下にある「みなと」へ。

新宿駅西口のモード学園コクーンタワー

新宿西口の「翔」は、お店ごとに味がまるで違う

まず、ここを書いておきたいのです。

「翔に行った」と言っても、どのお店かで話がぜんぜん噛み合わないので・・・

わたしが行ったことがあるのは、この3軒です。

  • 麺屋翔 みそ処(西新宿7丁目)・・・味噌の専門店。豚骨ベースに複数の味噌をブレンドした濃厚系で、みそらーめん・みそつけ麺・担々麺が中心。パンチのある味わい
  • 麺屋翔 西新宿本店(西新宿7丁目)・・・鶏のだしを極めた塩と醤油が看板。鶏の旨味が濃くて、上品
  • 麺屋翔 みなと(新宿野村ビル 地下2階)・・・真鯛のだしを前面に出した魚介系。塩・醤油・濃厚つけ麺など。さっぱりしていて上品

味噌、鶏、真鯛。

同じお店の系列とは思えないくらい、方向が違うじゃないですか。

わたしがよく行っていたのは、いちばん上の「みそ処」でした。

お昼の時間が12時からときっちり決まっているわけではなかったので、手が空いたタイミングでふらっと行けたんです。

ガッツリしていて、パンチのある味。

食べると「味噌ラーメンを食べたぞぉー」という感じがして、あれで残業まで頑張れたところがあります。

お腹だけじゃなくて、気持ちのほうにも効くらーめんでした。

ただ、みそ処も本店も西新宿7丁目のほうで、駅からは少し歩きます。

この日は、その少しが出せなかった・・・


目次

お店までの行き方

「みなと」があるのは、新宿野村ビルの地下2階です。

新宿駅の西口から、モード学園コクーンタワーを目印にして歩いていくと、すぐ。

青梅街道沿いの、あの背の高いビルの地下です。

地下2階はレストランのフロアになっていて、その一角にお店があります。

屋外を歩かずにたどり着けるので、雨の日でも濡れません。

この日みたいに時間がない日には、これが本当にありがたい。

新宿野村ビル地下2階にある麺屋翔みなとの外観

のれんの脇に「真鯛の塩らーめん」の文字。

その下に「菅野製麺所 特製」の木札も出ていました。

オフィスビルの地下なのに、ちゃんとらーめん屋さんの顔をしています。


券売機の前で、ちょっと悩みました

入口の横が券売機です。

ここで食券を買ってから、席に着きます。

基本になるのが、真鯛の塩らーめんと醤油らーめんで、どちらも1,000円。

濃厚らーめんと濃厚つけ麺が1,200円。

そこにワンタン入りが1,350円、チャーシューが1,400円、いちばん上の特製が1,500円、という並びです。

左上の特製の塩には「当店人気No.1」の札が貼ってありました。

麺屋翔みなとの券売機とメニューの一覧

右のほうには、赤い枠の限定ものが並んでいます。

真鯛とのどぐろの塩らーめん、同じく醤油。

それから、この月だけの「アゴ香る真鯛の冷やしらーめん」。どれも1,250円でした。

そして、真ん中あたりにこんな貼り紙が。

8月10日よりスタート! 夜(18時〜)限定みそらーめん

あらら。

味噌じゃないですか・・・

しかも「8月10日より」って、まさにこの日です。

甘海老油の香る真鯛の味噌らーめんで、1,250円。

味噌の気分でお店に来て、味噌のお店には行けなくて、たどり着いた先で「今夜から味噌はじめます」と言われる。

なかなかの、おあずけでした。

18時まで待つわけにもいかないので、ここはおとなしく真鯛でいきます。

もうひとつ、券売機に大きく貼ってあったのがこれ。

ラーメン・つけ麺全商品 大盛無料! or ライス無料! どちらかお選びください

これは太っ腹だと思います。

お腹を空かせた人には、うれしい一行じゃないでしょうか。

麺屋翔みなとのサイドメニューの品書き

壁のサイドメニューは、にんにく醤油焼肉丼が400円、ライス200円、半ライス150円、ワンタン5個350円、替え玉150円。

お酒もあって、黒ラベルの中瓶が700円、レモンサワーが530円。

ところが券売機のほうを見ると、その黒ラベルに「今だけ390円!」の札が貼ってあるんです。

※麺類を注文した方のみ、とのこと。

お昼から瓶ビール390円は、ちょっと心が揺れました・・・この日は我慢しましたけれど。

※値段は変わることがあります。最新のメニューは、お店の券売機でご確認ください。


カウンター11番から

席はカウンターだけ、全部で19席。

わたしが座ったのは11番でした。

木のカウンターで、席と席のあいだはそこそこ。ひとりで来るのにちょうどいい距離感です。

麺屋翔みなとのカウンター席まわり

目の前に、お箸、爪楊枝、こしょう、紙エプロン。

Free Wi-Fiもあって、LINEの友だち登録をすると味玉か中盛が無料になるクーポンがもらえる、という案内も立っていました。

顔を上げると、すぐそこが厨房です。

寸胴も、麺をあげるところも、全部見える。

待っているあいだ、見ているだけで飽きません。

カウンター越しに見える麺屋翔みなとの厨房

そのカウンターに、こんな貼り紙も置いてありました。

つけ麺とらーめんで提供の順番が前後することを伝える貼り紙

「つけ麺」と「らーめん」では麺の茹で時間が違うので、出てくる順番が前後することがあります、というお知らせ。

ひとりで来ているぶんには関係のない話なのですが・・・

ふたり、三人で来て、自分のだけ先に来てしまったときの、あの気まずさ。あれを先に言っておいてくれるのは、やさしいなぁと思いました。


味 ── 正直に書きます

わたしが頼んだのは、真鯛の特製塩らーめん。1,500円です。

麺屋翔みなとの真鯛の特製塩らーめん

運ばれてきて、まず、きれいだなぁと。

スープが透きとおっていて、どんぶりの底の模様まで見えるんです。

白いうつわに、金色。

ひと口飲んで、びっくりしました。

真鯛の出汁が、ブワァっと前面に出てくる。

それなのに、生臭さがほぼゼロなんです。

魚介のスープって、途中から急に生臭さが顔を出すことがあるじゃないですか。それが最後までなかった。

澄んでいて繊細なのに、ちゃんとコクがある。

塩加減も程よくて、飲み干せてしまいました。

麺のほうは、正直に言うと、個性はそこまで強くありません。

スープに寄り添うタイプで、「麺そのもので驚かされる」という感じは少なめでした。

ただ、これはたぶん、わざとだと思うんです。

あのスープの前に麺が出しゃばったら、せっかくの真鯛が負けてしまいますから。

特製なので、具はにぎやかです。

  • チャーシュー・・・豚と鶏、複数の種類が4枚前後。上品に味が染みていて、スープの邪魔をしません
  • ワンタン・・・皮がもちもちで、噛むと肉汁がじゅわーと出てきます。ただサイズは小ぶりで、存在感で勝負するタイプではありません
  • 味玉、メンマ、青ねぎ・・・ひととおり

全体として、とても上品な一杯でした。


1,500円は、高いのか

おいしかったのは本当です。

そのうえで、正直なところも書いておきます。

この一杯は、あっさり寄りです。

「ガツンとしたインパクトがほしい」「濃厚なやつが食べたい」という日に来ると、少し物足りなく感じるかもしれません。

そして、特製にすると1,500円。

「ちょっとらーめんでも」の気軽さは、正直、少し落ちます。

ただ、これはこのお店だけの話ではないんですよね。

らーめんの値段は、いまどこも上がっている。

材料も人の手間も上がっているのだから、しょうがないのかなぁ・・・と思います。

それに、基本の真鯛塩らーめんなら1,000円です。

真鯛のスープを味わうだけなら、こちらでも十分だったかもしれません。

次は1,000円のほうに、大盛無料をつけてみようと思っています。


支払いは現金のみ。これはちょっとツライ

もうひとつ、行かれる方にお伝えしておきたいことがあります。

こちら、現金のみです。

券売機に現金を入れて、食券を買う方式。

キャッシュレスがこれだけ当たり前になった時代に、現金はちょっとツライ。

わたしも最近は、お財布に現金をほとんど入れずに出かける日が増えました。

しかも、ここは地下2階です。

券売機の前で「あ、足りない」となってから、ATMを探して上のフロアまで戻るのは、なかなかの手間じゃないですか。

ビルに入る前に、少し現金を用意しておくのが安心です。


まとめ

  • 新宿西口の「翔」は何軒かあって、味噌・鶏・真鯛とまるで方向が違う。行く前に、どのお店か確かめて
  • 野村ビルの「みなと」は真鯛。地下2階なので、駅から濡れずに行けます
  • スープは澄んでいて繊細、それでいてコクがある。生臭さはほぼゼロで、飲み干せます
  • あっさり寄り。ガツンとしたものが食べたい日には向きません
  • 特製は1,500円。まずは1,000円の真鯛塩でも十分かもしれません
  • 全商品「大盛無料 or ライス無料」。夜18時からは限定の味噌もあります
  • 支払いは現金のみ。地下2階なので、ビルに入る前に用意を

時間がなくて、しかたなく入ったお店でしたが・・・

あの透きとおったスープを飲んだら、そんなことはどうでもよくなりました。

とはいえ、やっぱり味噌の借りは返しにいかないと。

次は夜の18時すぎに、あの限定のみそらーめんを食べに来ます。


◆「麺屋翔 みなと 新宿野村ビル店」
https://menya-sho.co.jp/shop/minato_shop/
住所:東京都新宿区西新宿1-26-2 新宿野村ビル B2F
電話:03-6304-5242
営業時間:11:00〜15:00/18:00〜21:00(L.O.20:45)
定休日:不定休
席数:19席(カウンターのみ)
アクセス:JR「新宿」駅 西口から徒歩5分
支払い:現金のみ(カード不可)
※営業時間・定休日・価格は変更になる場合があります。お出かけ前にお店へご確認ください。


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