
第100代の総理大臣になった岸田さんが「成長なくして分配なし」と総裁選でも主張し、成長と分配の好循環を生み出す政策を掲げました。2022年は「スタートアップ創出元年」として、官民を挙げてのスタートアップ支援強化を総理大臣自身が表明しましたが、私たちの思考、行動はついていけるのでしょうか。
アメリカなどに比べ日本ではまだ起業文化が育っていない現実がありますチャレンジより安心・安全を重視する日本人的な感覚なのでしょうか。
50代になると心配になるのが、人生120年と言われる将来のことになります。日本は就業規則が厳しいため、定年後の再雇用が難しいのが現状です。
60歳までに小金持ちを目指し、仕事と楽しい生活を両立させるための働き方計画についての備忘記録です。
起業するための支援組織
岸田首相が改めて宣言しなくっても、無料まはた、安い価格で起業支援は行われています。でもね、国、都道府県、市町村が行っているため、周知活動がイマイチなのです。
自分が「会社以外で仕事(副業)をしようかな」「起業しようかな」と思ったときどのようなキーワードで検索しますか。
「起業」や「副業」をキーワードにして、検索をするのではないでしょうか。最近は、自治体が行っている事業が上位検索されますが、以前は高額な情報商材のサイトが多く上位検索されていました。
私もかなりの金額を投資?ドブに捨てた??ことがあります。
調べると起業支援はたくさんあるようなのですが、自分で行動し情報を取りに行かないと、いい情報は手にはいりません。
例えば、ビジネスアイデアの考え方、アイデアを実際にビジネスにするための方法などが無料で教えてもらえちゃうのです。
国で行っている起業・創業支援
経済産業省の外郭団体として「中小企業庁」があります。

経営、金融、財務な現在進行形で活動している中小企業、これから創業予定の企業をサポートしています。
東京都で行っている起業・創業支援
東京都では東京都に住所がある人、東京都で起業をしようと考えている人向けに創業支援サービスが結構あります。知らないと時間やお金を無駄にしているかもしれませんよ。
東京開業ワンストップセンター(TOSBEC)
東京開業ワンストップセンターは、国と東京都が共同で行っているセンターです。起業するとき、税務署、年金事務所など多くの窓口で手続きをしなくてはいけません。この面倒な手続きを1ヵ所で完結してしまうとても便利なセンターです。

手続きだけでなく、中小企業診断士による経営相談や創業支援だって受けることができます。これが全部無料とうのがスゴイと思いませんか。
メインとなるセンターは、赤坂にありますがサテライトセンターとして丸の内、渋谷もあるりオンライン相談ができます。予約が入っていなければ、直ぐに相談を受けることができますが、事前に電話やメールで予約するとスムーズに進められますよ。
自治体が行っている起業・創業支援
自治体の活動状況を調べると、地域の特性を生かしたサポートをしているところが結構あります。
港区立産業振興センター
田町駅から5分ぐらい歩いたところに、港区が運営している「港区立産業振興センター」があります。

市役所の一角に設けられた施設ではなく、ビル丸ごとこれから起業をしようとしている人のために場所だけでなく、情報、作業機材がギッシリ詰め込まれているのです。
利用料は、ほぼ無料になっています。
コワーキングスペースもあり法人登記は有料になりますが、登記することもできるのです。
自宅だと集中できないから、場所を変えて気分転換しながら仕事をするにも適しています。こんな時、ファミレスを利用する人が多いと思いますが、子供がはしゃいで大騒ぎしていると、逆に集中なんてできないですよね。
時間で場所を借りる人には、一般のコワーキングスペースより料金が安く設定されています。

法人登記となると・・・一般のコワーキングスペースと料金は変わりませが、ドロップインといって、1日だけ場所を借りて作業をするときは自治体でやっている事業は安い!
一般的なコワーキングオフィスのドロップイン価格は、「1日3300円」が相場です。
時間単位で利用できるコワーキングオフィスは「1時間2200円」で利用できます。
港区というと、地価が高く一般的なコワーキングスペースの利用料が高くなりそうですが、一般のコワーキングスペースより安く利用できるのが魅力ですよね。
このように、国、東京都、自治体が行っている事業を上手に使えば、複業などをスタートばかりでコストを抑えることができますよ。
まとめ
情報が溢れすぎて見つけにくいですが、今回ピックアップした事業以外に日本全体が創業支援をおこなっています。
少し前まで副業起業に関する情報を得ようとしたとき、高額な商品を購入する必要がありました。
安価な商品もありましたが、「質がイマイチ」だったり、成功者から直接アドバイスを受けるには、値段がメッチャ高かったのです。
今は、無料または低価格で情報や作業スペースが確保できるので、賢く利用するといいですよ!