e-bikeでしまなみ海道を渡る4泊5日の旅、第3回です。前回は高松から予讃線で、西条・壬生川駅まで来たところまで。今回は、この夜に泊まった宿「休暇村瀬戸内東予」のことを、まるごと1本でお届けします。サイクリング前泊に、とっても良かったんですよ。
高台の宿にチェックイン・・・窓の外は、海

「休暇村瀬戸内東予」は、瀬戸内海・燧灘(ひうちなだ)を見下ろす高台の宿。お部屋に入ってまず目に飛び込んでくるのが、窓いっぱいの海です。
畳に座卓、窓辺には椅子が2脚。昔ながらの旅館に来たみたいな雰囲気で、着いた瞬間から、ふっと力が抜けました。お茶をいれて、ただ海を眺める・・・旅先のこの時間が、いちばんの贅沢かもしれませんね。
夕暮れの海は、テラスから

日が傾いてきたら、海の見えるテラスへ。空がやわらかいピンクに染まって、沖の島影がだんだんシルエットになっていきます。高台の宿ならではの、遮るもののない夕景です。

窓の外が夕焼けから群青に変わっていくのを、ただぼんやり眺める。明日からの自転車旅を前に、心と体の準備運動ができました。
夕食は、地元料理がずらりのビュッフェ

夕食はビュッフェにしました。にぎり寿司、天ぷら、お刺身、小鉢・・・と、あれもこれも少しずつ。豪華なコース料理というより、地元の料理を朝晩たっぷり楽しめるスタイルです。

ビュッフェ台でひときわ目を引いたのが「鯛のあら炊き」。手書きのPOPによると、お隣・今治市の郷土料理なのだそう。鯛のうまみがしみた身を、骨からほじって食べる楽しさ・・・ビュッフェとは思えない満足感でした。

お椀には、蟹と蛤がどーんと入っていて、瀬戸内に来たなぁとしみじみ。連泊のサイクリストにも、これはうれしい食事じゃないでしょうか。
朝5時、大浴場をひとりじめ

翌朝は、5時前にぱっちり目が覚めました。せっかくなので、まだ誰もいない大浴場へ。

広い浴場を、文字どおりひとり占め。夜明け前の静かなお風呂にゆっくり浸かる時間は、それだけで泊まった甲斐があるなぁと思える、小さな贅沢でした。
朝焼けの海と、朝ごはん

湯上がりに外を見たら、海が朝焼けに染まりはじめていました。昨日の夕暮れも良かったけれど、朝の海はまた別もの。この移り変わりを両方見られるのが、海の見える宿に泊まる醍醐味ですね。

朝ごはんも、もちろんビュッフェ。魚のお椀にサラダ、卵焼き。和のおかずを少しずつお盆に載せていくうちに、けっこうな量になっちゃうのが、ビュッフェの魔力です・・・。

お気に入りはこの小鉢。チャーシューにとろりと温玉をのせて、ねぎを散らして。朝からこういう「ちょい足しの楽しみ」があると、ビュッフェは俄然おもしろくなります。
出発前のおまけ・・・展望さんぽと、ご当地ピンズ

チェックアウト前に、もうひと歩き。朝の光で銀色に光る海と、海岸線がずーっと先まで見渡せます。展望スポットには山の名前入りの方位盤もあって、山側には石鎚山系の山並みも。海と山を一度に眺められる、なんとも欲張りな立地です。

館内では「旅する絵本」というかわいいご当地シリーズも発見。瀬戸内東予版のピンズは、レモンの自転車に乗った女の子のデザインでした。「海際を走るサイクリング」・・・まさに、明日からの私たちじゃないですか。
さて、次はいよいよ今治へ。今治の夜には「忘れられない一皿」が待っていました。それは・・・カエル。詳しくは、また次回に。
今日のまとめ|サイクリング前泊に、ちょうどいい宿
- 高台×畳×海ビューで、のんびり・・・お部屋からもテラスからも、夕暮れと朝焼けの海を独占できます
- ビュッフェは地元料理が主役・・・鯛のあら炊き(今治の郷土料理)と、蟹と蛤のお椀は必食でした
- しまなみ前泊の拠点にぴったり・・・最寄りは予讃線・壬生川駅。翌日の今治入りがラクでした
本記事の内容は訪問時(2025年10月)の記録です。営業時間・料金・メニュー等は最新情報をご確認ください。
しまなみ旅の連載
- ①高松観光編——1時間の高松さんぽと特急いしづち
- ②うどん編——めりけんや高松駅前店
- ③休暇村瀬戸内東予編——海を見下ろす畳の宿(この記事)
- ④今治観光と宿編——月夜の今治城さんぽ
- ⑤今治グルメ編——せんざんきとカエルの一本焼き
- ⑥しまなみ海道・前編——e-bikeで来島海峡大橋へ
- ⑦大三島の宿編——I-LINK HOSTEL
- ⑧しまなみフレンチ編——Filer
- ⑨しまなみ海道・後編——チェーン外れ事件
- ⑩尾道の宿編——温泉つきの尾道みなと館
- ⑪尾道観光編——坂と路地と古寺めぐり
- ⑫尾道の居酒屋編——たまがんぞう
- ⑬朝ラーメン編——らーめん亀
- ⑭喫茶店編——尾道浪漫珈琲
- ⑮プリンのお店編——おやつとやまねこ

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